Kia Ora.
今日はこの言葉を今までで一番聞いたと思います。
Teach for All のグローバルカンファレンスで、今年はニュージーランドが開催国ということで、
42の国と地域のメンバーそして、NZの先生など教育関係者が約300人集まりまっていました。
もちろん、Teach for Japanのメンバーも。
印象に残ったことを、忘れないうちにメモとして残しておきます。
▶︎Kaya Hendersonさんの言葉:
「相手の話を聞くだけじゃ足りないの。それを、超えて相手を喜ばせることまで考えないとね!」
▶︎Teach for Nepalや Teach for HaitiのCEOは、
コミュニティを大事にすること、そして
信頼を築くことがなによりも大切だと強調していました。
(だから、形になるまで時間がかかるのよとも笑)
フェローと呼ばれる先生が、2年間生徒の家にホームスティするとか、
3時間かかる家まで家庭訪問するとか、日本とはかなり違う状況にびっくり。
地域に根ざした文化だからこそ、先生が、子どもたちからその地域のことを学び、
代わりにその環境を守る大切さを伝えるという、一方的ではない教育のやり方がいいな〜と。
ここは、WPGとも”こどもを主体にする”という点で共通しているので。
▶︎ニュージーランドの小学校の先生のセッションもあり、
私が今ボランティアしている学校とはかなり違う状況でとても勉強になりました。
この学校では、学校にコーディネーターがいて、主に保護者とのコミュニケーション役。
所得が低い地域では、保護者自身が学校に行った経験がないので、
そもそも、「学校ってなにをするところかわからない」「自分でできる(余計なお世話)」
ということもあるそうで、学校にまずこどもを預けてもらうことから始まる、といっていました。
特に、5歳の誕生日からの2年間が、読み書きができるようになるかどうかの
とても重要な期間だともいっていました。”Parents as partners and communities as contributers”
これは、日本における英語教育とも繋がるのかな、小学校の間にいかに楽しさを知っているかが大事という点で。
▶︎How can we reach ALL leaners? のセッションでは、
Todd Rose のthe Myth of Averageのスピーチを見て、ディスカッション。
生徒たちに、”選択肢を与えること”が大事よね、という意見
1日みっちりセッションがあったので、すべては書ききれませんが、
本当にとても有意義な時間でした。