私が大切にしていること

ワールドピースゲームのファシリテーターって、

ゲームの最中、何を考えているのかということは普段あまりお伝えする機会がありません。

今回は、私が大切にしていることについてお伝えしたいと思います。

私は、毎回「世界の課題を解決することに貢献してくれる人が一人でも増えたらいいな」ということを個人的な思いとして伝えています。

世界の課題を解決する仕事って、世の中にはたくさんあって、国連で働くとか、首相になるということだけではない、と思っています。

開発者であるジョンハンターもインタビューの中でこんな風に言っています。

「もし誰かが、ガンを治す薬を発明したら、それも一つ世界の課題を解決することだし、何か新しいテクノロジーやエネルギーを見つけて地球温暖化を解決するとしたらそれも一つ世界の課題を解決することになるだろう。」

それが一つ、ワールドピースゲームの中に、各国の代表だけでなく、商社があるのもその理由です。

武器商社になった子どもたちは、時に”何をすればいいんだ?”と混乱することもあるのですが、他の子どもたちの取り組みを見ながら、自分たちには、何ができるのか、何をしたいのかということを見出すのです。

2月に行ったゲームでは、新しくメディアチームを結成しました。

メディアと言っても、私が話したことといえば「メディアチームとして何ができるかということを考えて、頑張って」ということくらい。

ここから勝手に首相にインタビューをしたり、同じ出来事について複数人の意見を聞いてきたり、破壊工作員の調査を始めたりと動き始めたのです。

ホワイトボードは、彼らが手に入れた情報でいっぱいになり、

みんながどの課題が解決したのか、してないのかと混乱していた状況が一気にクリアになり、ゲームも解決へと大きくコマを進めたのでした。

こうした一人一人の活躍に素直に「ほんと助かったよ」「お前のおかげだ」と言い合える子どもたと、素晴らしいな〜と思います。

この2月のワールドピースゲームで、日本で参加した子どもの人数は282人になりました。

もっともっと多くの子どもたちにこの体験を届けたい、

そして一人でも多くの子どもたちが世界の課題を解決することに貢献してくれたらこんなに嬉しいことはない、そんな思いがまた強くなったのでした。