ワールドピースゲーム・マスターコースに参加しています。

こんにちは。

私は今、11月7日〜11日にプラハで開かれているワールドピースゲーム・マスターコースに参加しています。

昨年の夏に参加してから今回は2回目。

前回は、「とにかくワールドピースゲームってなんなのよ」ということが知りたくて参加したので、
情報を得ることに目が向いていたと思いますが、

今回は、
・これまでに3度日本で行ったワールドピースゲームから、どんな学びがあったのか、
・どんなストーリーを共有することが、より深い学びになるのだろうか、
・ほかの参加者は、どんなバックグラウンドを持ち、何に惹かれてこの場にいるのか、

というようなことに私の関心は向いています。

マスターコースは、
ジョンハンター氏のファシリテーションの元、実際にワールドピースゲームが行われるのを見るという午前のセッションと
その後、ジョンハンター氏によるリフレクションのセッションと丸5日間みっちり使って行われます。

▶︎今回の参加者は、開催地であるチェコ、ロシアに住むイスラエル人、イギリス、アメリカ、オーストリア、ノルウェー
スイス、ドイツ、ポーランド、ルーマニア、スペイン、フランス、そして私(日本)から来た25人の先生たちです。

会場になっている学校が、モンテッソリー教育の学校なのですが、
その影響なのか、半数近い先生が、モンテッソリー教育の専門家なんです。
一人の先生は、「これ(WPG)って、モンテッソリー教育そのもの!」と大興奮した様子で話していました。

その他には、「娘が、ワールドピースゲームに参加した」っていう人がいたり、
スペシャルケアー(発達障害など)を担当する方、歴史と、音楽が専門です、っていう人だったり、
一人一人の紹介を聞いているだけでもものすごく楽しいのですが、
何よりも今回私が心を奪われた話は、
一人のオーストリア人の先生の話でした。

オーストリアの中学校は、成績によっていく学校が決まるそうです。(日本の高校制度に近いですね)
そうすると、下の方の学校になるとどうしても移民や難民の子が集まった学校となってしまうそうです。
彼女は、そのどちらかというと下の方になる学校で働いているのですが、

「ワールドピースゲームって、まさに私たちの学校で起こっていること。
自分ゴトって置き換えられるから素晴らしい、ではなくて、
すでに自分事の子どもたちにとってどんな影響があるのか、やってみたいと思っている」

という話をしてくれました。

最近、ワールドピースゲームの危機リストに、
難民問題が加わっているのですが、これはまさにタイムリーな話題でもあり、
先生たちの多くが、この問題をどう解決されるのか、ということにとても興味を持っています。

彼女の話は、こう続きます。

「教室の中では、友達として民族や宗教を超えて仲良くしているのだけど、
トピックとして、そうしたキーワードが上がった途端に、
ヘイトスピーチが繰り広げられてしまうんだよね。」

「これは、子どもたちがそう思っているからというより、家に帰ると
家族がそういう発言をしてしまっていることの影響が大きい。
だからこそ、正面から、この問題について深く考えたい。」

と言っていました。

例えば、ボスニアから来た子にとって、戦争や対立という言葉は
「家族がみんな殺された」という記憶になったり、
お父さんがシリア人で、お父さんだけビザが降りないという話だったり、

もう、言葉もありませんでした。

ー日本で、私がワールドピースゲームをやる意味ってなんだろう。
ーもっと世界を良くするには、何か他にできることはないのだろうか。

そんなことを、考えています。

続く。

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